リーダーを認識させる
犬の基本訓練を入れるとき、自分で訓練するには自信が無いからと、訓練動作を「訓練士」に任せる人がいます。
犬はリーダーの声、または手の動き、目視によるアイコンタクトでサインを見極め、一度の命令で、リーダーの指示に従うように訓練しなければなりません。
数か月の間、訓練士に犬を預け、訓練動作をいれてもらったはいいけど・・・。
「犬が全然いうことを聞かない。きちんと教えてくれたのか?」と憤慨する人が、時々います(苦笑)
「そんなはずはない」と、訓練士が犬を動かすと・・・犬はきちんと教えた通りに動きます。
これってどういうことでしょう?(汗)
犬は、教えられた訓練動作をきちんと理解しています。
なのに、飼い主の所へ戻った途端、安心感と甘えからか、訓練動作の全てを忘れてしまう。
「仕方ないよね~」ではないのです!
それは・・・飼い主さんが、犬に「なめられている」証拠です。
きちんと訓練動作を覚えている犬を動かせるか動かせないかは、飼い主さんの腕次第ということになります。
その証拠に、訓練士が出した指示には機敏に従う、飼い主さんが出した指示はスルー。
一目瞭然ですよね・・・。
大事なのは、犬より優位に立つことです。
自分がリーダーであることをしっかりと叩き込みましょう!